World of Pigs 1.0

World of Tanksというオンラインゲームで豚が戦車に乗っています。せまいです

低Tier課金戦車紹介 その4

◆M22 Locust 米国 Tier3 軽戦車 

f:id:white_pig:20171029135528j:plain

ボラホーン?ガルダンディー?誰ですかそれは

 

 ◆自分の成績

f:id:white_pig:20171029140205j:plain

※個人成績はこんな感じ。米LT乗員育成のために割とよく乗ってる

 

◆どんな戦車 

 車両緒元は以下の通り

M22 Locust - World of Tanks Wiki*

 

・強いところ

①高機動力。陸戦騎の名に恥じず最高速、加速力とも上位でチョコマカと動ける。旋回性能もまあまあなんだけどスピードが出てるとちょっと膨らみがち

②高隠蔽。カモフラージュスキルやネットと組み合わせればそうそう見つからない

③車体が小さい。相手が自動照準なら動いていればそうそう当たらないし、隠れる場所にも困らない

 

・強くないところ

①視界が330mと同Tier内で一般的なレベルなので、350-360m持ちが多いTier4戦に入ると物足りない

②火力が低い。特に課金弾の貫通が第1回で紹介したT15と同じ74mmに留まるため高装甲車両を見つけても攻め手がない

③装甲が薄く、正面からでもPZ1Cの機関砲がそこそこ貫通する。戦う場合は避けることでダメージを抑えよう

 

・学べること

 T15と同様に、高い隠蔽を生かして置き偵察するのもよいが、双眼鏡を展開しても視界が445mにはまず届かないため索敵範囲が少し物足りない。他の味方の動き次第ではあるが、せっかくなので縦横無尽に走りまわりたい。序盤の走り偵察と、中盤以降は回り込んでの視界取りや、側面から急襲するコツを身に着けよう

 

 ・戦いかた

  置き偵察する場合の動きはT15の記事に準ずる。但し、いい感じの茂みが敵から445mギリギリに生えていることも多いため、隠蔽を信じて多少攻めた位置まで入り込んだほうがいいかもしれない

 走り偵察する場合は見つかること前提、もしくは見つかっても構わないような動きを意識したい。稜線があるマップなら、弧を書いた天辺の部分で稜線の先に頭が出るように大きく動くと良いだろう(ルインベルク東側・ワイドパーク等)。広い場所で走り回る場合は、「敵に対して斜め」の方向に動けるようにしたい

 文章だけだと説明が難しいので、走り偵察中に敵を発見した場合の動き方を描いてみた↓

f:id:white_pig:20171029175757p:plain

 

 念のため言っておくがこの図は決しておちんちんではないし、ましてや自分のおちんちんが臭いを放っていることを表しているわけでもなく、走り偵察中、前方に敵戦車を見つけた場合の動き方の例を示している。正直自分自身ちゃんと動きを人に教えられるような実力ではないのだが、まあここは初心者向けということでご容赦いただきたい

 

①まっすぐ向かう

 当然NG。たとえ一方的に視認できていたとしても距離が近づけば見つかるし、待っている側のほうが狙いを絞りやすい。一直線に向かってくるのであれば照準もブレない

②回り込むように斜めに走る

 相手との距離がそれほど離れておらず、また鈍足なら攻めに転ずるのもアリ。ただし序盤に偵察してる最中なら、他の敵が近くに潜んでいる可能性は高くリスクが上回るだろう

③真横に走る

 こちらが見つかっていない状況であれば悪くはないが、見つかっていた場合相手と距離を取るのに時間がかかる。また、敵が横に並んで展開していた場合は他の車両の前に飛び出してしまう可能性もある

④斜め後ろに向かう

 相手の狙いを定めさせず距離を取るためにはこの動きが一番良い。また上図のようにウネウネ動いたほうが当然相手は狙いにくい。なるべくスピードを緩めず方向を変えて走り去ろう

⑤バックする

 一部例外の車両を除いて前進速度より後退速度のほうが遅く、もちろんLocustもそうなので、見つかっている場合は距離を取るのに間に合わないことが多い。稜線から顔を出した時など、すぐ隠れられるのであればOKだが、その場合もスピードが出ない分、自走砲の射線には注意

 

 というように、障害物が近くにある場合など様々に例外はあるが、基本的に「自分がチョコマカ動く相手から逃げられたり、攻撃が当たらずイライラした時」のイメージで動くことを意識すると、同じようなイライラを相手に与え、等価交換の原則によりその分こちらは気分よく走り回ることができる

 なお、偵察から戦闘に移った場合の戦い方は過去のT15あたりの記事を紹介してお茶を濁すことにする

低Tier課金戦車紹介 その1 - WoTでオレンジが黄色(できれば緑)を目指すブログ

 

 

・拡張パーツ

 換気扇と、隠蔽をさらに伸ばすカモネットは常備するとして、残る一つは視界系のパーツを載せたい。双眼鏡かレンズかはお好みだが、走り偵に特化するならレンズでも面白いと思う。これだけ本車での走り偵察を推している自分が双眼鏡装備なのは秘密である

 

 ・搭乗員

 車長(兼通信手)、砲手(兼装填手)、操縦手の3名と少なく、専任の通信手がいないため、搭乗員スキルで視界を伸ばすのが難しい。また、米国車両には4人乗り以上が多く、本車だけで乗員を揃えらえる機会が少ない。メリットとしては、人数が少ない分六感車長を育てやすいことと、現環境(9.20.1)で強戦車と言われるT71 DAと乗員構成がほぼ同じであることだろうか

 

・注意すべき車両

◇Pz1Cなどの軽戦車

 本車は装甲が薄いため、Tier2車両の攻撃やPz1Cのマシンガンなども貫通してしまう。また、走り偵察するとなると軽戦車同士の邂逅は避けられない。広い場所で戦う場合は決してスピードを落とさず、弾くよりも避けることでダメージを受けないようにしよう。ある程度距離が離れていれば、小さい車体と相まって自動照準の砲撃ならそうそう当たらない

f:id:white_pig:20171029181619p:plain

※Pz1Cの機関砲を華麗に回避するLocustさん

 

◇高装甲車両全般

 課金弾の貫通が74mmと心もとないため、他の記事でも散々書いてきたようなMatilda、B2、AMX40あたりの高装甲車両との相性が非常に悪い。「撃たれないように相手の周囲を動きながら装甲の弱点を狙い撃つ」などというマルチタスクを我々noobがこなせるわけはないので、素直にあきらめて偵察に徹しよう

 

f:id:white_pig:20171029183710p:plain

 アヒルバーン

 

榴弾TD(Hetzerとか)

 偵察していて顔を出した瞬間に突然爆散したりするので注意。前述の通り動いて相手に的を絞らせないのは勿論として、同じところから何度も顔を出すのではなく、動きに変化を付けよう

 

-----

 ということで、今回はLocustを紹介した。そもそもアメリカルートは開発ツリーの豊富さの割に低Tierの課金戦車が少なく候補も限られるのだが、他国の車両を含めて考えても快適に乗れる部類だと思う。課金戦車に限った話でもないが、弱点が存在しない車両なんてものは存在せず、「弱点を他の長所で埋め合わせる」ことができれば成績は向上するし、本車はそれが比較的しやすい車両と思われる。いくら上手い人でも、最高時速50kmの戦車を60kmで走らせることはできない。速さというのはそれだけでnoobがベテランに太刀打ちするための一つの大きな長所になるのである